南大沢運転会レポート

5月18日(日)に南大沢文化会館において一般向けの運転会を開催しました。
2時間半という短い時間でしたが、200名近くの方にご来場いただきました。
今回は、簡単ではありますが、裏事情も交えつつレポートしたいと思います。

★運転会前日
 南大沢運転会の構想が会の内部で持ち上がったのは、今年1月のことです。「地域交流と新入部員獲得のために運転会を実施しよう」という思いのもと、全会一致で「南大沢運転会」の開催を決定しました。それから細く長く準備し続けてきた結果がまもなく実を結ぶことになります。

 会場設営に向けての準備は、既に前日から始まっていました。前日準備では、模型運転に使用するレールやコントローラー、模型車輌といった類のものを部室から運び出しました。…といっても、まだ会場に模型を持ち込むことはできません。そこで、南大沢駅前のコインロッカーにそれらを収納することになりました。また、部室のあちらこちらに収納されているモジュール等を、すぐに持ち運びできる場所へと移動しました。

★運転会当日
 いよいよ運転会当日です。スタッフは部室及び南大沢駅に8時〜8時半に集合し、各自物品の搬出を行いました。9時からは会場設営です。8人もメンバーがそろえば、会場設営もハイペースで進みます。途中、忘れ物が発覚するなどのハプニングがあったものの、運転会開始の30分前には概ね準備は完了しました。

 ここで不安材料となったのが来場者数です。今回の運転会では、周辺地域へのポスティング等を通して宣伝活動を行いましたが、どれだけの方に来場していただけるかはスタッフ一同不安に感じていました。開場10分前になっても、開場を待つ人はほとんどいません。「やっぱり全然来ないんじゃないの?」とスタッフからも不安の声が漏れました。

 いよいよ開場です。開場時間を過ぎるとももに、一組また一組と入場してきます。たちまち会場は多くの親子連れでいっぱいになりました。
 開場から30分もたたないうちに、会場は子ども達の歓声でいっぱいになりました(会場に流したBGMが聞き取れなくなるくらいに)。今回は、16両フル編成にした500系新幹線が新幹線用線路を走行しました。500系新幹線が子ども達の目の前を通過するたびに「長〜い」という声が上がりました。モジュール上の線路では、京王8000系が大活躍していました。
 当会が開催する運転会恒例の自由運転は今回も健在です。新幹線用線路及び外側線を開放し、子ども達が希望する車輌を走行させました。
 
 会場の一角では、一枚完結型モジュール(スイッチバック&ループ線)の運転も行いました。最初、会場の奥にあったこのモジュールにはあまり来場者はいませんでしたが、時間が経つにつれ、常時来場者が張り付くようになりました。専用コントローラーの操作が難しいために、常時スタッフが操作を手伝いましたが、来場者の皆様方には概ね満足していただけたようです。
 また、会場の壁面には会員が撮影した写真を展示しました。今回は、写真展示準備から本番までの時間がなかったために、会員毎に写真を振り分けて展示することになりました。そのため、体系立てた展示とはほど遠い形となり、撮影地についても路線名を知っている方以外についてはわかりにくい内容となってしまいました。次回以降は改善したいと思いますので、ご容赦願います。

 15時45分に最後の来場者が退場され、今回の運転会は終了しました。私たちにとって、2時間半の運転会は、あっという間に過ぎました。しかし、非常に充実した運転会でした。皆様が来場し、そして「ありがとうございました」と喜んで帰っていく姿を見ることで「運転会を開催してよかったなぁ」と感じました。

 末筆ですが、今回の運転会にご来場いただいた皆様方には厚く御礼申し上げます。

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