模型の紹介
ここでは、当会がイベント時に行う鉄道模型運転会に使用する当会所有のモジュールを紹介します。

●モジュールの紹介

(2005.03.05 愛宕児童館にて)
 上の写真は、当会所有モジュールの全景です。ヤード用モジュールと曲線モジュールを除けば、基本的に組み合わせは自由であり、運転会毎に違った組み合わせを見ることができます。
 以下では、モジュールを個々に紹介したいと思います。

「南大沢駅」モジュール(引退)
2005年初春完成
 近年制作されたモジュールのなかでは最初の作品です。模型を専門にしている方が卒業年次となり、あまりいらしていなかったために、未経験者による手探りの制作となりました。
 南大沢キャンパスの最寄り駅となる南大沢駅をイメージしたものです。橋上駅舎と駅をまたぐ遊歩道を再現してみました。駅舎の左側にある建物はfabをイメージしたもので、現在は総合ビルに置き換わっています。同じく遊歩道からつながっているパオレは、残念ながら再現できませんでした。レイアウトの老朽化のためその役目を終えました。
 
「秘境の信号所」モジュール
2005年秋完成
 近年制作したモジュールの第二期作です。少しづつモジュール制作もなれてきたため、前作よりも細かな表現を入れることができました。
 制作担当者としては「信号所だった場所が格上げして駅になった場所」をイメージしたのですが、その正反対に捉える方の方が多く、その方に言わせると、写真中央の家は廃屋だそうです。
 なお、現在は一部地形が改造されています。
「大きな川と鉄橋」モジュール
製作時期:不明
 比較的古くからある、大きな川を渡るモジュールです。大きな川らしく、中州も用意されています。
 このモジュールは移動時の損傷が重なったために、完成当時には存在した鉄橋と川沿いの建物2棟が破損(および紛失)してしまいました。これに伴い修復工事を行い、マンション2棟を新たに設置し(近年設置された建物は、破損防止のため、移動時には取り外しができるようにしました)、内側線の鉄橋をスルーガーター橋に変更する形で補修しました。
「岬を走る幹線」モジュール
製作時期:1990年頃?
 鉄研所有のモジュールの中ではかなり古い分類に属します。このころは、模型製作が活発だったようで、多くの新造モジュールが製作されていました。
 このモジュールは、岬を走るためにカーブとなった複線電化線路をイメージしています。かつては灯台があったようなのですが、いつのまにかなくなってしまったようです。
「山あいを駆ける」モジュール
1988年制作
 渓谷を走るモジュールです。制作者の意図としては、「当初単線で設計された路線が複線化された場所」だそうです。手前側(直線)が当初の線路、奥のトンネルが後で工事された場所として設計されています。手前側の線路にはホームがあることから、当初はこの地域にも駅があったみたいです。
 このモジュールの奥には不自然に改変された箇所がありますが、これは新たな路線工事が行われている場所だそうです。
「草原の大カーブ」モジュール(引退)
1990年頃製作
 大草原を走るモジュールです。このモジュールの目玉はなんと言っても中央のミステリーサークルです。…そういえば、1990年頃ってミステリーサークルが話題になった時期でしたよね。
 手前は草地という設定みたいですが、ミステリーサークルが作られる場所は、水田とか麦畑、トウモロコシ畑じゃなかったんでしたっけ?レイアウトの老朽化のためその役目を終えました。
「田舎の神社」モジュール
製作時期不明
 鉄研では、割と古い時期から存在したモジュールの一つです。田畑に囲まれた丘が特徴です。
 この丘の頂上には、本来神社が建っていましたが、長年の使用による破損で神社部分が完全になくなってしまいました。今となっては階段がついてる「円墳」といった感じですが。
 丘を囲む田畑の緑も、紛失により少なくなっていることから、過疎化によって神社が廃社となった場所と捉える会員もいます。
「雪山スイッチバック&ループ線」(引退)
2007年秋 ほぼ完成
 このモジュールは、通常のモジュールとは異なり、1枚完結型のモジュールです。写真奥のスイッチバックと手前のループ線が大きな特徴となっています。スイッチバック前後は、現実換算約133‰という登山鉄道真っ青の勾配になっています。
 このモジュールはポイント操作の都合上、専用コントローラーで操作しますが、速度調整が難しく、運転操作に慣れているはずの会員でさえもスイッチバックで衝突事故を度々起こしてしまいます。レイアウトの老朽化のためその役目を終えました。
「南大沢住宅地のカーブ線」モジュール
2009年製作
 当会が所有するモジュールの中で最も新しいモジュールです。制作者としては、南大沢「郊外」の風景をイメージしています。似ているところもあれば、似ていないところもあります。そもそも南大沢の台地上には一軒家やアパートなんかほとんどありません。南大沢ではなく、野猿街道沿いという噂もありますが、そうなると鉄道は走っていない…。
 結論としては、この両者が混じりあったもの…ということになりそうです。

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